IQ130ニート(ADHD)の脱社畜&心理ブログ

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18年飼った猫が死んだ件

まぁただの雑記なんですけどね

 

 

以前にも似たような事書いたんですけど

 

 

去年の10月まで僕は猫を飼ってました。

 

 

 

 

 

 

 

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なかなか可愛い

 

 

この写真の時点で16歳くらいなのかな

 

 

あまりおばあちゃんっぽい感じもしない。

 

 

僕はこの子を本当に溺愛していて自分の子供のように可愛がっていた。

 

 

ここ直近10年では他のどの家族よりも一緒にいる時間が長かった。

 

 

そしてこの子も僕の事が大好きだったはず

 

 

寝るときは毎日僕の腕の上で寝て

 

 

僕が部屋で座ってるときは僕の膝の上に座るのが基本スタイル。

 

僕が小学校4年生の時に拾ってきて、我が家に来た猫だった

 

拾った時はまだ目も空いてなくて、拾った後にすぐに病院に連れて行ったらまだ生後二日だった。

 

 

拾ってきた当初はまだ僕も幼いのもあったのか特にそんなに可愛がってなかった

 

別にいてもいなくてもどうでもいい存在だった。

 

俺の布団におしっこするし、簡便してくれよ。くらいの気持ちだったよ。

 

この子は人見知りが他の猫よりすごくて家族の誰にも懐かなかった。

 

 

俺のかーちゃんがちょっと懐かれてたくらいだった

 

 

僕はさっき言ったようにそこまで可愛いとも思ってなくて、特に世話をするわけでもなく

 

可愛がるわけでもなかったのに

 

 

なぜかいつの間にか僕に一番懐くようになっていた。なんでだろね。今でもわからん。

 

 

僕が中学に入った時くらいにはほぼ毎日僕の布団で寝るのが日課になっていた

 

 

その時くらいからちょっとずつ可愛いと思えるようになっていた。

 

 

 

月日は流れて、僕が20歳の時に親が離婚することになって

 

 

ついでに俺も親元を離れて東京で一人暮らしすることになった。

 

 

初めての一人暮らしという事で

 

精神面でもお金の面でも猫を連れて行くという発想にはならなくて猫はかーちゃんが引き取って育てていく事になった。

 

 

ここでしばしの別れ。

 

 

 

 

 

東京から千葉に引っ越しをしてきて千葉で知り合った友達が「大阪に引っ越したから遊ぼうよ。」的なラインがある日きた。(僕の地元は大阪)

 

 

たしか年始だった気がする。曖昧だけど。

 

 

大阪にしばらく帰ってないから実家帰るついでに遊ぶかーくらいの感覚で大阪に帰省。

 

 

 

友達と遊び終わった後に実家に帰宅

 

 

久々と猫との遭遇

 

 

俺「おー全然変わってない!相変わらずかわいいなぁ・・。」

 

 

でも猫の方は俺の事は覚えているっぽいけど特に感動もしてない様子。

 

 

あんなに懐いてたのに・・・。

 

実家で2日ほどまったりしたあと千葉に帰る日がきた

 

 

家を出る直前に猫が玄関までお見送りをしに来たのだ。

 

 

その瞬間僕の心は動いた。

 

 

猫を千葉にもっていこう。

 

 

そう決めてしまった。

 

 

そこからこいつとの共同生活は始まった。

 

 

この猫は非常に賢い猫だからトイレとかすぐ覚えてくれるだろう。

 

 

そうおもっていたが

 

 

確かに頭はいい猫なのだが、一人暮らしの家に住むのに慣れていなかったからなのか

 

 

僕が仕事に行ってる間に100%部屋のソファでおしっこをするのだ

 

 

嫌がらせなのか、寂しいからなのかわからなかったが部屋でおしっこをされ続ける日々が一か月半くらい毎日毎日続いた。

 

 

死ぬほどうんざりした。

 

 

その当時の僕は割ときれい好きで部屋もきちっとかたずけていて

 

中途半端にインテリアにこだわりもあって

 

自分の買ったばかりのソファにおしっこをされるのがたまらなく苦痛だった

 

 

飼って一週間ほどしたころにかーちゃんに電話をした

 

 

俺「あのー。猫返却していいっすか?

 

 

母「あんたちゃんと責任もって猫世話する言うてたやん。すぐ返却したらまた長時間の移動させなあかんから猫もかわいそうやん。だからもうちょっと考えてから返却して。」

 

 

と至極まっとうな事いわれて猫を返却するのを一旦断られた。

 

 

おしっこをされるのは苦痛だったが

 

 

俺が仕事からかえってきて玄関のドアを開けたら

 

 

待ってましたと言わんばかりに俺の元に猛ダッシュして駆け寄ってくるのが猛烈にかわいかった。

 

おしっこは苦痛だったがものすごく懐いてくれてておしっこを毎日掃除しながらも

 

 

猫の愛情と友情は深まっていった。

 

 

一緒に住んで二か月くらいしたころには全くおしっこをされる事は無くなった。

 

 

この時くらいからピークにこの猫の事を本当に愛し始めてきた。

 

 

 

 

 

そのあと僕の仕事の事情、プライベートの事情で猫を飼い始めてから五回くらい引っ越しをした。

 

猫にとって引っ越しは相当なストレスになるはずだが、彼女は文句ひとついわず黙って僕についてきてくれた。

 

 

そしてこの猫は年齢を重ねていっても全く病気にもならず怪我もせず、おしっこもトイレ以外ですることもなくボケる事もなくすごく育てやすいいい子になっていった。

 

 

18歳の時点で全く何の異変も見せずに友達に猫自慢をするときに

 

毛もつやつやで全く病気にもならないんだぜ!しかも超かわいいんだぜ!

 

って自慢もしていた、それくらい手も焼かせない猫だった

 

 

20歳くらいまで生きるんじゃねーのかなーって思っていたよ。

 

 

 

 

 

そして突然に別れの時がきた

 

 

本当に本当に突然すぎてびっくりした。

 

 

 

普段僕は長電話とかあんまりしないタイプなんだけど

 

 

友達から夜中の三時くらいに電話がきて二時間くらい話こんだ。

 

 

この猫はよく鳴く子なので電話によく声も入る。

 

 

だから必然的にも会話の内容にこの猫の話題もよく出る

 

 

 

 

そしていつものように

 

 

 

 

「こんなに元気で可愛いのに18歳なんだぜ?」

 

 

 

みたいな俺の猫自慢トークもいつものように炸裂する。

 

 

そして話こんだあと電話をきる。

 

 

明日は休みだ。このまま起きてようかな。

 

 

時刻はAM6時 俺は寝そべってスマホを片手にもってスマホをポチポチしていた

 

 

猫は俺のおなかの上でいつものように毛繕いをしている

 

 

 

その時

 

 

 

 

 

猫「んにゃ!」

 

 

聞いたことない声で変な声を上げた

 

 

なんだ今の変な声。としか思わなかった。

 

 

そしてまたスマホを触り始める。

 

 

10分くらいした頃気付いた

 

 

 

あれ。さっきから動いてねーな。

 

 

 

 

おーい。と声をかけて猫を左手で撫でた

 

 

 

すると

 

 

 

だらん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全く力入ってないし目空いてるのに動いてない・・・

 

 

 

 

 

 

俺の中の体のすべての細胞が

 

 

こいつ死んでるよ。

 

 

 

とそう告げた。

 

 

 

なんとなく

 

 

 

 

見た瞬間に死んでる。

 

 

 

 

という事にきずいた。

 

 

だが俺はもちろん受け入れられない。

 

 

 

 

ありえない。ついさっきまで毛繕いしてて

 

 

 

ついさっきまで動いてて

 

 

 

ついさっきまで俺の顔舐めたり

 

 

部屋のなか走り回ったりしてたのに

 

 

何故いきなり死ぬ?

 

 

なんで?なんで?なんで?なんで?

 

 

ありえない。

 

 

 

 

なんでだよぉぉっぉぉぉ!

 

 

 

 

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死ぬわけがない。

 

 

でも死んでる。

 

 

 

受け入れられなかった。

 

 

 

猫を猛烈に揺さぶり何度も何度も名前を呼んだ

 

 

 

泣きながら何回も何回も名前を呼び続けた

 

 

でも猫は一向に動かないし、反応もしない、

 

 

動物病院に電話をしたが時間も早朝だったのでどこの病院も電話は出ない。

 

 

認めたくなかっただけで死んでいるのは明確だった。

 

 

病院に連れて行ったとしてもたぶん何も変わらなかったのだと思う。

 

 

 

僕はまだ身近な人で誰もまだ死んだことがない

 

 

せいぜい数年に一回会うか会わないくらいのじーちゃんと遠い親戚くらいしか身近な人の死を見たことがない。

 

 

だからこんなに身近な存在が死ぬという経験がなくて

 

 

 

ひたすら落胆した。

 

 

 

そうは言っても何回も何回も猫の名前を呼ぶ。

 

 

起き上がる事はもう無い

 

 

 

わかってはいたけどそれでもなんかいも呼び続けた。

 

 

 

20分くらいたった時に猫からおしっこがでてきた。

 

 

それを見た瞬間俺はまた泣いた

 

 

柔らかいタオルにくるんで段ボールにそっと入れてあげた。

 

 

 

俺は30分に一回くらい猫が横たわっている段ボールの中をのぞきこんで名前を呼んだり、本当に死んだのか?と問い続けたりした。

 

 

そのたびに俺は泣いた。今まで生きてて一番泣いた日だろう。

 

 

 

 

 

 

猫の葬儀屋に連絡をして次の日に猫の葬儀をすることにした。

 

 

 

動物の葬儀って時代が進歩しててすげーなっておもた

 

 

 

ハイエースみたいな車が家に来てくれて

 

 

 

その車にでっかいポータブル焼き窯的な物が入っていてそこで火葬してくれるらしい。

 

 

今は老人が動物を飼っている事も多くこのシステムが一般的らしい。

 

 

 

費用としては約25000円

 

 

 

一般の相場が大体2万から5万くらいらしい。

 

 

焼く前に猫の手形をとったりしてから猫を焼いた

 

 

 

次の日になったらもう泣かないとおもったが

 

 

窯に入れる瞬間にふつうにまた泣いた。

 

 

 

1時間ほどたったころに葬儀の人から骨回収すっから見てて。と言われて

 

 

 

骨を骨壺に収めた

 

 

 

喉仏の骨は最後に入れるらしい。

 

 

 

この喉仏の骨が綺麗に残っていればいるほど飼い主は感謝されているのだという。

 

 

 

うちの子の骨はほぼ一切欠ける事なく残っていた。

 

 

 

その喉仏の話の下りを聞いたときにまた泣いた(二回目)

 

 

 

前の記事でも書きましたが僕はそこそこ霊感があるので

 

 

 

死んでも俺の部屋にたまに遊びに来てくれるかな?

 

 

とか

 

 

 

四十九日の時くらいは現れるかな?

 

 

 

って思っていたけど今のところまだ一回も俺の前に現れた事は無い。

 

 

 

カーちゃんの家で猫この猫を除いてあと二匹猫飼ってたんですけど

 

 

 

一匹死んだときに四十九日の時に夜中にご飯食べに来たそうです。

 

 

 

カリカリのフードを食べてる音が二分くらい聞こえたらしいですよ。

 

 

 

そんなこともあるんですね。

 

 

 

今回の件

 

 

 

元から病気にかかっている猫だったらある程度の覚悟ができていたかもしれませんが

 

 

 

今回みたいに突然死した場合はほんとにショックでかいです。

 

 

うちの子は年齢的にも18歳だったので大往生したからさ

 

 

死ぬのは悲しかったけど、それでも18歳まで病気にならずに元気に過ごしてくれてたから

 

 

 

あきらめがついたって言ったら変な言い方になるけど

 

 

仕方ないかな。って思えたけど

 

 

 

これがまだ10歳以下の猫だったら悔やんでも悔やみきれないよな

 

 

 

 

これが猫じゃなくて

 

 

 

自分の10歳くらいの子供だったら

 

 

 

俺の今回の気持ちの何万倍も悲しくて、悔しいんだろう

 

 

って思った。

 

 

 

 

 

世の中から人や動物が死ぬってのはこういう事なのか

 

 

という事を学んだ。